ZOOMの新機能「没入型シーン」を使ってみた!

ZOOMに新しい機能が追加されました。
表示の仕方が、いままでは「スピーカービュー」と「ギャラリービュー」の2種類だけでしたが、「没入型シーン」なるものが追加されました。

スピーカービューは、話し手がどーんと画面いっぱいになって、
ギャラリー/参加者は、上とか横に小さく表示される形です。

ギャラリービューは、参加者全員が同じ大きさで画面に表示されます。
最大49名まで1画面表示されるので、参加者を一望できます。
※ディスプレイの大きさと49名表示の設定は必要なようです。

で、「没入型シーン」は、こんな感じです。

画像1

デフォルトで、いくつか背景が設定されています。
「没入型シーン」の特長は、参加者を同じ空間に存在するかのように見せることです。
上の背景だとどこかの大学で授業を受けているように、参加者が並びます。
※写真は僕だけですが。。、

今までの「ギャラリービュー」だと、四角い画面が規則正しく並んでいるだけでした。
正直、味気ない感じでした。

「没入型シーン」を使うと、仮想でもなんだか一体感が生まれるような気がします。

さらに、背景映像も追加できます。

画像2

こんな感じです。
写真はひとりきりなので寂しいですが、数名いればいい感じになります。

背景は、焚火にしてみました。
燃える焚火をみながらの対話は最強ですね。
焚火を囲みながら、一体感を持ちながら、対話することができます。
※焚火動画にできるとかなりよい。

さらに、「没入型シーン」のいいところは、画面に向かっていなくてもいいということです。
カメラを、自分の斜めヨコにおいて、正面を向かないようにすると、
よりいい感じになります。

画像3

こんな感じです。

みながPC画面を正面から見ていると、最大49名(自分も含め)の目線がこちらに向いているので、
かなりの圧迫感があります。

でも、ひとりだけ横を向いているのもなんだかです。
※たまに、外付けカメラ、外付けディスプレイでそういう人もいますが。。。
恥ずかしがり屋さんですね。実は、僕もそうです。

「没入型シーン」にすると、ヨコを向いていることに違和感がないんですね。
というよりも、より自然な感じになっていませんか?
この自然な感じが、今までのZOOMでは演出することができず、
TV電話、ビデオミーティングの無機質な域を脱していないと感じていました。

研修とかでは、合わないかも知れませんが、
朝のミーティングやワークショップ、雑談なら、こっちの方がいいのではないでしょうか。

オススメは、デフォルトの背景ではなく、いい感じの画像を使うことです。
焚火もいいですが、朝の草原とか、温泉とかもいいかもです。
居酒屋とかも?

さらに、この「没入型シーン」上で、画面共有できないか。
つまりは、pptの画面を共有できないか、やってみました。
「没入型シーン」内で、画面共有できれば、少人数のワークショップには最適な環境になります。
※現状では、「没入型シーン」で、画面共有すると、いつものギャラリービューに戻ってしまいます。

画像4

Google先生に頼りながら、「OBS studio」に四苦八苦しながら、なんとかここまで辿り着きました。

予備PCで参加し、予備PCのカメラをOBSにして、OBSからpptにアクセスする流れです。

でも、残念ながら、pptの一部が抜けてしまうのです。。。
表示されるpptの画質もイマイチで細かい文字が読めない。。。
もう一歩です。

OBS初心者なので、解決方法はわかりません。
今はさらに、ミラーリングにならない問題まで発生してしまいました。
なかなか大変です。。。

どなたか、解決方法を教えてください!!!

とはいえ、日々進歩するITツール、ありがたい限りです!
近いうちに、「没入型シーン」での画面共有もできるようになるでしょう。
ZOOMに期待します!

☆大事なこと。
主催者も参加者も、ZOOMをアップデートしないと、「没入型シーン」を使えませんので、ご注意ください。
いますぐ、ZOOMのアップデートを!