サイレントボイスの無言語コミュニケーション研修「DENSHIN」の続編です。
「DENSHIN」の最大の特徴は、DEAFファシリテータです。
聴者のファシリテータと2名体制で研修を運営します。
僕自身は、普段、DEAFの方とコミュニケーションすることは全くありませんでした。
以前の会社の職場にもいないし、広告会社というビジネス上、
DEAFの方と仕事することはなかなか難しい環境だったのもか知れません。
ただ、思い返すと高校生の時に、課外授業?か希望者だけの特別授業のようなもので、
当時の言葉でいうところの聾唖者の方が高校に来て、手話を習ったことがあります。
数回の講座を受けた記憶があり、少しだけ覚えてもいます。
そんな記憶もあったからか、「DENSHIN」への親近感も感じていたのでしょう。
聴覚をOFFにする「DENSHIN」ですが、
視覚をOFFにするコミュニケーション研修も受講した経験があります。
㈱クリアソンが運営するブラインドサッカー研修「OFF TIME」です。
※「Dialogue in the Dark」もありますね。これも刺激的です。
こちらは、アイマスクをすることで視覚をOFFにして行うコミュニケーション研修です。
視覚をOFFにすることで、一歩も動けなくなります。
誰かの助けがないことには、何もできないのです。
アイマスクをした人に、アイマスクをしていない、見える人が教えてあげる際も、
いつもの言葉によるコミュニケーションなのに、うまく伝わりません。
「もっと、こっちこっち!」「こっちって、どっち?」ということになります。
「DENSHIN」でも、聴覚をOFFにすることで、
目の前にいるのに、何も伝わらない、相手を理解できないもどかしさを体感します。
伝えられない自分、理解してあげられない自分にイライラします。
視覚、聴覚に頼ったコミュニケーション。
それらを、いったんOFFにすることで、自分自身のコミュニケーションスタイル、
コミュニケーションの癖が如実に見えてきます。
さらに、ここに、マインドフルネスや体感覚を刺激するワークを追加すると、
五感をフル活用した新しい研修プログラムができそうです。
というか、できています。
そんなプログラムもHRLLC.からご提供できればと思います。
マインフルネスには、メディテーションやマインフルネスイーティング、
ボディスキャン、ジャーナリングなどのワークがありますが、これらは、自身の身体との対話です。
ジャーナリングは、脳、潜在意識との対話ですね。
「DENSHIN」で聴覚OFFしたり、視覚をOFFしたり、体感覚、身体知をフル活用したり、
五感を使ったプログラム、楽しそうじゃないですか?
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