サイレントボイスとの業務委託契約

サイレントボイス(尾中友哉社長)と、無言語コミュニケーション研修「DENSHIN」の業務委託契約を締結しました。HRLLC.でも、「DENSHIN」をお届けすることができます。

 

なぜ、HRLLC.で、「DENSHIN」を扱うことにしたのか。

それをご理解いただくためには、まずは「DENSHIN」とはどんな研修なのかを、ご説明する必要がありますね。

 

「DENSHIN」は、言葉を発しないコミュニケーション研修です。

参加者は、研修の途中から耳栓をして、音声をシャットアウトします。

無音の世界に入ります。その中で、他の受講者とコミュニケーションをとるのです。

受講者の全員が耳栓をします。だれも聞こえません。だれも言葉を発することができません。

 

あなたなら、どうしますか?

 

そんな環境を体感いただくのが、無言語コミュニケーション研修「DENSHIN」です。

だれが、無言語の研修をファシリテートできるのか?

それは、DEAFの方です。DEAFが、ファシリテータです。

DEAFとは、聴覚障害のこと。耳の聞こえない方が、ファシリテータなのです。

 

でも、音のない世界では、DEAFはコミュニケーションの達人です。

音声がなくても、コミュニケーションはできるのです。

 

僕が初めてこの研修を受講したときは、ある種の衝撃を受けました。

五感のうちの聴覚をOFFにしたことで、よりほかの感覚機能を研ぎ澄まされます。

それは、見る、観察する=視覚と、相手の意図を理解しようとする意識というか、気持ちというか、姿勢ですね。

聴覚をOFFにすることで、他の感覚の感度をより高める必要があるのです。

 

僕たちが普段どれだけ音声に頼ったコミュニケーションをしているか。

そして、どれだけ相手の意図を理解することを、安易に、音声のみで行っているのか、

本当に理解しようとしていたか。表層的な言葉のみの理解ではなかったか。

それを、実感し、再確認し、自分のコミュニケーションを見直す良いきっかけとなる研修です。

 

では、なぜ、HRLLC.で、「DENSHIN」をご提供したいのか。

なぜかと考えると、五感の重要性を僕自身がどこかで感じているからだと思います。

僕自身が、頭で理解することを優先し、理屈や論理を重要視しがちな

行動特性を持っていると自覚しています。

 

だからこそ、理屈ではなく感情、五感の重要性をどこかで感じているようです。

 五感から生まれるものは、理性や論理ではなく、「感情」です。

感情表現が苦手な僕だからこそ、五感の重要性を感じているのでしょう。

 

マインドフルネスにはまっているのも同じ理由だと思います。

 

マインドフルネスやNLPは、五感をとても大事にします。

アスリートのコーチングも五感が重要です。

 

 

組織で働く人の多くは、感情を抑えて仕事しているような気がします。

論理や効率を優先して仕事をします。それはそれで、当然のことです。

しかしながら、僕たちは人間、動物です。五感=感情を持っています。

理性と感情のバランスをとるためにも、五感を甦らせる機会は必要なのです。

 

五感を研ぎ澄ますことで、

感情豊かになって、

仕事はもっと楽しくなり、

関係性ももっと良くなり、

クリエイティビティももっと高くなる。

 

そんな想いから、サイレントボイスと業務委託契約を締結し、

「DENSHIN」をご提供することにいたしました。

もちろん、HRLLC.らしい「DENSHIN」をお届けしたいと考えています。

 

それから、サイレントボイスの社長、尾中友哉がADKのOBであること、

(僕がADKで採用を担当していた時に新入社員で尾中さんが入社しました)

尾中さんと一緒にサイレントボイスを経営する桜井さんのふたりがナイスガイであることも

パートナーとして一緒にやろうと思った大きな要因であることは言うまでもありません。