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リーダーシップとマネジメント

マネジャーの皆さんに向けた研修を行う際、必ずテーマとして扱う話題です。

さまざまなリーダー論、そしてマネジメント論が溢れています。

本屋に行けば、その手の本がたくさん並んでいますね。

なんだかごっちゃにしているものも結構見受けられます。

 

HRLLC.渋谷が考える、リーダーシップとマネジメントとは、

リーダーシップは、自分自身。

誰でも発揮できる。新入社員でも誰でも。

かたや、マネジメントは、他者やチームに向けた役割。任命された人物。

 

ドラッカーを引用するまでもなく、

リーダー:正しいことをやるのか、

マネジャー:正しくできるようにするのか。

外か内か、向いている方向が異なります。

 

さて、組織におけるマネジャーは、どちらなのでしょうか。

僕は両方、つまり両立だと考えます。

 

マネジャーは、もちろんマネジメントを行う必要がある。

さらに、リーダーシップも必要。

時には、先頭に立ち、率先していく必要もあります。

 

リーダーは、何をすべきか。

ビジネスにおいては、どうやってビジネスを創っていくか、どうやって顧客を創造するか。

それを考え、実行するのが、リーダーであり、リーダーシップです。

 

マネジャーは、何をすべきか。

ビジネスにおいては、メンバーが最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、

組織の環境、関係性を整える、そして、メンバーの成長を支援する。

 

両方だなんて言うから、ごっちゃになってしまうのかも知れません。

しかし、両方なんです。リーダーシップを発揮するマネジャー。

 

 

この両立が、マネジャーに求められていると考えます。

マネジャーとなる人材は、組織で評価された人材です。

では、何を評価されたのでしょうか?

 

もちろん、その業績、パフォーマンスを評価されたのです。

つまりは、リーダーシップを発揮してきた人材です。

 

プレイヤーとして、リーダーシップを発揮し、

業績を積み上げてきたからこそ、マネジャーに抜擢された。という人が多いのではないでしょうか。

マネジメント力を評価されて、マネジメントに抜擢される制度はなかなか無いように思います。

 

リーダーシップを発揮してきた彼らが、

マネジャーという立場になり必要なことは「マネジメントする」ことです。

 

マネジメントのスタイルはいろいろあります。

組織の状況、マネジャーの特性や価値観に応じて選択すべきでしょう。

トップダウンか、フォロワーか、サーバントか、オーセンティックか?

マネジャーのリーダーシップスタイル、つまりは、マネジメントスタイル。

だから、判った上でごちゃごちゃでいいやと。

 

  

リーダーシップを発揮して、ビジネスを拡大しつつ、

チームのパフォーマンスも拡大していく。

ベクトルを、組織へ、メンバーへ向ける。

それが、マネジャーに求められる役割だと考えます。

 

だから、HRLLC.のマネジメントセミナーのメインテーマは、

チームビルディングとコーチング、そして自己理解なんです。

 

プログラムの詳細は、いつでもご説明させていただきます。

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