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不定期発行《HRLLCからのお知らせ 4月号》

2023.4.3

 

こんにちは。

HRLLC(エイチアール合同会社)渋谷です。

 

新年度となり、開示の義務化に伴って、人的資本経営が注目されていますね。

経産省による「人材版伊藤レポート2.0」や「人的資本可視化指針」にもあるように、

人材にフォーカスした経営を行なっていくにあたり、人的資本の状況を可視化する指標が必要となります。

 

その国際標準規格である指標が、ISO30414となります。

この度、HRLLC渋谷は、ISO30414リードコンサルタント/アセッサーの資格を取得いたしました。

 

国際標準規格であるISO30414の11項目58指標をベースに、

人的資本状況を可視化し、ISO認証取得のサポートをさせていただきます。

 

☆11項目58指標

 

ISO30414に基づき、人的資本状況を可視化することで、

自社の人材状況を数字で把握できるようになります。

 

上記の指標に、7割以上準拠することで、ISO30414の認証を受けることができます。

※認証に必要となる指標は、企業規模によって異なります。

 

また、ISOは国際標準規格なので、指標の算出方法が決められています。

なので、グローバルでの他社比較も可能となります。

 

「伊藤レポートも」、「人的資本可視化指針」も、指標の計算式までは設定していません。

つまり、各社の独自の算出方法となり、ズレが出てしまいます。

このズレをなくし、標準化したのが、ISO30414なのです。

ISO30414では、細かく計算式が設定されています。言葉も定義されています。

※とはいえ、2021年にドイツ銀行の子会社が初認証となったまだ2年足らずの規格なので

曖昧な部分もあります。特に、認証基準は曖昧です。

 

なによりも、重要なことは、ISO30414の指標をベースに人的資本状況を可視化することで

人を活かすため、社員のパフォーマンスを向上させるために、

自社ではどんな施策を行なうべきなのかを、経営戦略として検討できることです。

数値を材料/KPIにしながら、人を中心においた経営を考えることができるのです。

 

逆に言えば、組織としての人事戦略/人材戦略が必要となります。

社員のパフォーマンスを向上させるために、どのような戦略を取るべきなのかを

明確にすることが求められます。数字で可視化しただけでは何の役にも立ちません。

また、この戦略こそが、これからの組織には不可欠になると考えます。

 

HRLLCでは、人的資本の可視化、人事戦略/人材戦略の明確化、各種施策の実施まで

トータルでお手伝いさせていただきます。

 

ISO30414に関して、いつでもご説明させていただきます。

お気軽に、ご連絡ください。

 

 

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お申込み・詳細は、「日本の人事」HRLLCサイトより

https://jinjibu.jp/corporate/hrllc/seminar/1/?frmnav=all